伊豆随一の規模を誇る
紅葉スポットとしても知られる修善寺エリア。
風情あふれる街並みに、華を添える赤や黄色の彩りは
長い歴史とともに、数多の文人墨客に愛されてきた秋の景色です。
温泉街における紅葉の見頃は例年、11月中旬から12月中旬頃。
見どころは、弘法大師ゆかりの「修禅寺」をはじめ、
青々とした竹林ともみじの赤とのコントラストが美しい「竹林の小径」、
そして朱塗りの橋が架かる桂川周辺です。
散策路が広がる川沿いには、ひとやすみできるベンチや甘味処、
親水公園なども広がり、せせらぎの音色のなか、
ゆったりと静かな秋の一日を満喫できます。
また温泉街から1.5kmほど離れた山稜にある
「修善寺自然公園もみじ林」はその名のごとく、
約1haの敷地にイロハカエデやトウカエデ、オオモミジなど
1,000本程のもみじが密集する伊豆随一の群生地！
1924（大正13）年、旧修善寺町の町制施行を記念して
植えられた樹木が一斉に色づく姿はまさに圧倒的な見応えです！
もみじ林の北側にある「富士見台」からは、
富士山ともみじが織りなすこの時季だけの絶景も楽しめます。
ここは温泉街中心部よりも標高が高いため紅葉の色付きも早く、
敷地いっぱいに敷き詰められた “散り紅葉” の美しさもフォトジェニック。
見頃となる11月中旬から12月上旬には
隣接する「修善寺虹の郷」とともに、露店が立ち並ぶ
「修善寺もみじまつり」が開催され、多くの人々で賑わいます。
「修善寺自然公園もみじ林」と並ぶ約1,000本のもみじの他、
もみじに似た葉をもつアメリカ原産のアメリカフウなど
和洋合わせ約2,000本の広葉樹が群生する「修善寺虹の郷」では
まつりの時期に合わせ紅葉のライトアップも実施されます。
園内にある日本庭園の池の水面に浮かび上がる
紅葉の景色は、うっとりと見惚れる幻想的な世界です。
ちなみに、今年は「修禅寺」で秋だけの特別公開とされている内庭
＜方丈庭園＞が長引くコロナ禍を経て、４年ぶりに一般公開されます。
伊豆最古の歴史を誇る修善寺の古刹が守り伝えてきた
東海一の名園もこの機会にぜひ、ご鑑賞くださいませ。
■修善寺自然公園 もみじ林■
見頃：11月中旬～12月上旬
■修禅寺～東海第一園～「秋の特別公開」■
公開期間／令和5年11月23日（木）～12月3日（日）まで
公開時間／9：00～16：00（小雨開園）
料金／庭園保存協賛金としてお一人200円のご志納をお願いします。
■修善寺 虹の郷■
◎もみじライトアップ
開催期間／2023年11月1日（土）～12月3日（日）
開催時間／16：00～21：00
入園料金／大人（中学生以上）2,700円 小人（4才から小学生）500円
画像参照：ノスタルジックロマン 伊豆修善寺温泉（https://www.shuzenji-kankou.com/momiji.html）
▽詳しくはこちら
https://www.shuzenji-kankou.com/momiji.html
▽令和５年 修善寺 もみじ散策（チラシ）
https://www.shuzenji-kankou.com/momiji/2023-momiji.pdf
▽もみじ林 案内図
https://www.shuzenji-kankou.com/momiji/momiji-bayashi-map.pdf